今年の初めに「本を100冊読む」という目標を立てていました。
8月末で30冊弱しか読めていなかったので、猛チャージをかけて読書しています。
今回は「夢をかなえるゾウ」がかなり参考になったので、記憶に留めておきたい部分についてまとめてみました。
この本、本当に人生が変わる言葉が盛りだくさんです。Kindleでもかなり安く買うことができますので、是非皆さんも購入してみてください。
- 「夢をかなえるゾウ」はキングオブ自己啓発本
- どれだけできているかな?ガネーシャの教え29個
- 1 人生を変えたいなら「意識」ではなく、「環境」を変える
- 2 人生を変えたいなら「何かを捨てる」
- 3 人生を変えるには「行動」➡︎「経験」➡︎「発信」の繰り返し
- まとめ
「夢をかなえるゾウ」はキングオブ自己啓発本
率直にめちゃくちゃ面白い本でした。ストーリー形式で最初から最後までスラスラと読めてしまいます。
目標を持っても挫折ばかりしてしまう主人公に、ゾウの神様ガネーシャの教えを実行することで少しずつ主人公が変わっていく姿を描いたストーリーです。
物語に沿って主人公が教えを実現していくので、かなり読みやすくなっています。
どれだけできているかな?ガネーシャの教え29個
本書の中に29個の教えが出てきます。皆さんはどれだけできているかな?
- 靴をみがく
- コンビニでお釣りを募金する
- 食事を腹八分におさえる
- 人が欲しがっているものを先取りする
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日頑張れた自分をホメる
- 一日何かをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境を作る
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 運が良いと口に出して言う
- ただでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- 求人情報誌を見る
- お参りに行く
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして驚かせる
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成長をサポートする
- 応募する
- 毎日、感謝する
読んでいて印象に残ったのは「お参りに行く」「ただでもらう」ですね。
「お参りに行く」は、例えば多くの人はお参りをするときに「○○を実現してほしい。」とか「」など自分のお願いばかりすると思います。しかし、ガネーシャにいうと「一つ一つのお願いごとを聞いてられない。自分のことばっかり言うな!逆に神様いつもありがとう。神様もお体に気をつけて頑張ってくださいなんて言われると逆にその人の夢を叶えたくなっちゃう。」と言っています。
この発想が好きです。
それともう一つ。「ただでもらう」は、人に与えることも大切だけど、人から「もらう」ことも同じくらい重要ということ。
人から教えてもらったり、プレゼントをもらうことってプライドとか謙虚さからもらわない人が多いと思います。筆者はむしろ貰えるものは素直に受け取ろうと言っています。
1 人生を変えたいなら「意識」ではなく、「環境」を変える
変わりたいなら意識ではなく環境を変える
— shiro (@rymanz_money) 2017年9月6日
「毎月3万円貯金する」という目標だけでは必ず息切れする。それなら毎月1万円天引きされる環境を作る方が継続できる。
"「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『... https://t.co/jEv8m5xbSO
これは本当に納得でした。
いくら自己啓発本やダイエット本でモチベーションが上がっても、結局3日後には元通りというのがほとんどの人だと思います。
人間の意識は楽な方、楽な方に行こうとする。だから、どんなに我慢しても必ず誘惑に負けてしまう。これは自分が悪いわけではなくて、人間の摂理なんですね。
むしろ、楽な方に流れて当然。無理にやり続けている方が怖いくらいです。
筆者が考えるには、例えば「次の給料日までに残ったお金を貯金をする。」という目標を立てたとしても結局は続かないことが多い。そうではなくて、「月に1万円自動で天引きされる仕組みを作って、継続的に貯金を続ける。」という環境を作ることが大切なんだということを言っています。
英語、ダイエットなど挫折することは世の中にいっぱいありますが、まずは環境や仕組みを作ることが何よりも重要だということを学びました。
これだけ学べただけでも、この本を読む価値がありました。
2 人生を変えたいなら「何かを捨てる」
人生を変えるということは何かを捨てること。
— shiro (@rymanz_money) 2017年9月6日
24時間という限られた時間の中で新しいことをやるのは難しい。既存の何かを捨てることで新しい時間を創出できる。
"自分の周りで会社辞めたやつも、意外としぶとう生きてるやろ。それは、... https://t.co/gboAD8MrCC
本書では習慣になっている何かを辞めてみることをオススメしています。例えば、テレビを観てダラダラと時間を過ごしてしまうのならば、テレビのコンセントを抜いておいたり、極端かもしれませんがテレビを捨てることを提言しています。
スマホばかり見てしまう人は、電源を切っておくのも手です。
どんなに偉い人でも、裕福な人でも貧しい人でも時間は24時間しかありません。これはどの国や時代に生まれていようが変えようのない事実です。
自分の習慣を見直して、辞めることができそうなものは辞めたり捨ててみる。そうすることで新たな時間を創り出すことできるという発想です。
3 人生を変えるには「行動」➡︎「経験」➡︎「発信」の繰り返し
失敗を「失敗」と思うか「成功」と思うか
— shiro (@rymanz_money) 2017年9月6日
エジソンは失敗する度に、この実験は成功だと言った。
実験をするたびに成功に近づいたから。この差は大きい。
"「エジソンくんはな、どんだけ実験に失敗しても、もう何千回失敗しても『... https://t.co/2OjbAs2ssM
成功者は何でも挑戦する。
— shiro (@rymanz_money) 2017年9月6日
「意味がない」「ばかばかしい」と思って何もやらない人には一生チャンスは巡ってこない。
まずは挑戦する気持ちが大事。
"ええか? 成功したいて心から思とるやつはな、何でもやってみんねん。少しで... https://t.co/0ateTvF7o7
人生を劇的に変えてくれる万能薬なんてない。
— shiro (@rymanz_money) 2017年9月6日
変わるチャンスは、行動して経験したときのみ。だから、つべこべ考えずにまずは行動する。これが大事。
"「もし自分が変われるとしたら、行動して、経験した時や。そん時だけやで」" https://t.co/JDZCqi3p08
世の中に認められること
— shiro (@rymanz_money) 2017年9月6日
そのためには「応募」しかない。何者でもない自分が認められるには、履歴書を出したり、試験を受けることで積極的に売り込むしかない。
"自分の持ってる隠れた才能の可能性を見出すために、何か世の中に働きか... https://t.co/nhzulNuKmn
つまり、ここでいう「応募」とは、自分を「発信」することです。
どれだけ才能がある人でも誰かに才能を認められたり、必要とされなかったら意味がない。まずは自分が何者かを発信すること。そして、1回だけではなくて、これでもかとしつこいくらいに。
このPDCAを回すことが非常に大切だということですね。
試験を受ける、転職する、ブログを公開する、デートに誘う、面白いと思ったことを相談してみる…など全て「発信」することだと思います。
繰り返し「発信」することを覚えましょう。
なかなか結果が出ないこともありますが、すぐに結果が出なくても成長した自分は努力しなかった自分に比べて違う世界が見えているはず。
まとめ
夢をかなえるゾウ、めっちゃオススメです。
①人生を変えるには「環境」を変える
②人生を変えるには何かを「捨てる」
③「行動」「経験」「発信」をひたすら繰り返す
この3つは本当に印象に残りました。
どんな本よりもまずはこの本を読んで、これからの行動や環境を変えていくべきです。
次回は「非常識な成功法則」という本についてまとめてみたいと思います。これもかなり面白かったです。お楽しみに!